microformats の簡潔すぎるまとめ
ちょっと友人と話をしてて microformats って何よ?みたいな話になったので今日はその話。(今頃?とかは言わないで・・・)
microformatsって分かるような分からんような・・・なんかイマイチ内容を超簡単に素人向けに話してくれてるサイトがなかなか見つからなかったので、ここでは超簡潔に記載してみる。
microformatsっていうのは要するに、今使ってるxhtmlソースの中身にちょこっとだけ手を加えるといろいろ可能性が広がるぞ、というもの。
その可能性とは、例えばイベント情報なんかを掲載してくるページでmicroformatsで定義されてるものをちょこっとプラスすれば、これはそういう情報だ、この部分が日時でこっちの部分が場所を示しててここの部分はイベントの名前ね・・・はいはい、わかりましたよーてな感じに対応しているアプリケーションがあればそのmicroformatsで定義された部分を読み取ってデータを簡単に追加できたりする。
そういう認識できるデータを各自がバラバラに作っても統一できないし意味ないから「こういうケースではこういうフォーマットにしましょうか」みたいなものをまとめたのがmicroformatsと呼ばれるものらしい。
問題の使い道はというと、上のイベント情報の例が分かりやすいかも。
上のような感じで日時、場所、イベント名なんかをしっかりmicroformatsのフォーマットでマークアップしておけば、それに対応したカレンダーアプリケーションに一式ごそっと簡単に追加可能。いちいちコピーペーストする必要もない。
検索システムを提供する側からすればサイトから抽出するデータの精度というか、内容をより分かりやすく収集できるメリットがある。アプリケーションを開発提供する側からすると、そういうwebページから簡単にアプリケーション内にデータを追加できるというユーザーへのサービス向上で何かメリットがある。ユーザーとしてはそういうフォーマットを定義してくれる方や、アプリケーションを提供してくれる方達の恩恵を受けられるというメリットがある。
ここまで書いた中では便利でいいことだらけな気がするが、問題は定義されたフォーマットを受け入れてくれるアプリケーションがどんどん登場しない限り一般への認知度も上がらないだろうし、使い道が広がりにくい。
そして普通のweb屋がそこまで配慮するのかという疑問も。まぁRSS同様、そういうの取り込みたい人はやるだろうし、やらなくてもいいやーって人は使わない、そんな位置づけっぽい。DWの拡張でこういうの簡単にマークアップできるものがあれば広まるかな。あとはmicroformatsの定義同士で何か矛盾点が出てこないかとかいろいろと懸念もあるっぽい。
以下、上に書いた事をものすごくわかりやすく解説してくれてるページの紹介。
上のカレンダーについてのmicroformatsでどうやって定義してどう書き出してどうインポートするかを説明してくださっている。今のxhtmlソースにちょこっとプラスするって何をプラスするのよっていう場合も下記サイトを見ればよく分かる。
ちなみに「hCalendar」というのがカレンダー、というかそういう日時とか場所とか何が行われるのかとかそんなのを定義したフォーマットの名前。
●2xUP:microformatsによるイベントのマークアップフォーマットhCalendar
●2xUP:hCalendarをiCalendarに書き出す
●pur*log:microformats (hCalendar) から Google Calendar に楽々インポートする方法
やっぱりFirefoxのExtensionやGreasemonkeyは便利だ・・・。
hCalendar以外にも当然いろいろとフォーマットはある。
どんなのがあるかは microformats 内を参照。(英語・・・)
さらに最高にすばらしいまとめはこちら
●2xUP:Compound microformat のプロパティ一覧
●2xUP:microformats に対応したサービスなどまとめ
と、まとめてみたが、私の浅い知識の上で書いたので間違ってたらごめんなさい。
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