XHTML Role属性モジュール
XHTML Role属性モジュールというものを下記ページで知りました。
>>XHTML Role属性モジュールが最終草案に | Web標準Blog | ミツエーリンクス
>>XHTML Role Attribute Module(英語)
>>XHTML Role 属性モジュール(日本語)
XHTML Role属性は作成者が要素に役割を与えるための属性、とのこと。この辺りに書かれている標準roleの名前を使って命名すればその領域がどんな役割を持っているか定義できるということみたい。(以下上記ページより引用。)
- banner
- バナーとは通常、Web ページの上部に現れる広告を示します。バナーの内容として Web サイトや企業のロゴ、またはその他の重要な宣伝要素が含まれます。
- contentinfo
- 文章の内容に関する情報を表します。例えば脚注や著作権の情報、プライバシーに関する説明へのリンクなどが属します。
- definition
- 関連する要素の内容は、用語や概念などの定義を表します。内容の中に dfn 要素 ([XHTMLMOD] にて定義) が存在する場合、その要素は定義される用語を表します。
- main
- 文書内の主要な内容である部分を定義します。
- navigation
- 文書内での誘導や、関連する文書へのリンクをまとめたものを表すのに適します。
- note
- 文書内の主要な内容を表すリソースに対して、その挿入句や補助的な情報などを表します。
- search
- Web 文書にある検索セクションを表します。通常は Web サイト内の検索や、または一般的な検索サービスに使われる検索フォームを指します。
- secondary
- 文書内にある独自のセクションを表します。ポータルサイトを例に取れば、時計や天気、株価情報などの部分が当てはまります。
- seealso
- ページの主要な内容に関連する内容を表します。
一番上に書いたミツエーリンクスさんのページに書かれていましたが、値が文字列であるclass属性とは違い、要素の意味を決定することが可能
ということなので、要素への意味付けをしっかり考えたい人は上の仕様書を一度目を通しておくといいかも。あとこちらにも関連話を発見。丁寧に解説してありました。
実際のところ私自身はまだXHTML1.1でコーディングした事ないんだけど、上記ページにも書かれているように、将来的にもし1.1でコーディングするかもしれない事を考えて今のうちから「標準role」を意識してid名とか考える癖をつけておいても損はないかなーとか思いました。
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