サイトの色彩設計をちゃんと考える
ユーザビリティ/アクセシビリティ/マーケティングを考慮したサイトの色彩設計からの配色の実際まで
効果的に伝えるWeb配色標準デザインガイド
今まで数冊webの『色』についての本は購入していたのだが、この本を購入して、やっと自分の欲しい感じの本に出会えた。
webデザインの『色』についての本は多くあるのだが、多くは「優しい色」「クールな色」「ゴージャスな色」などの配色の組合せの見本等に留まっているケースが多い。それだけでは少し物足りなさを感じていたのだが、この本のいい点は基礎知識から色彩計画、ケーススタディなど、多岐にわたって『色』をカバーしている点にある。
特に最後のケーススタディでは「歯科医院」「システム開発会社」などの具体的な職種を数種類挙げて、このサイトに色を決定するにはどう分析して、どう配置していくのかが明確に記されている。
「色の参考書って読む部分少なくて、あまりおもしろくないよねー」と感じている人は必見。
本の大半がテキストベースであり、『色』系の解説本としては特殊な印象も受けた。
キャッチコピー「ユーザビリティ/アクセシビリティ/マーケティングを考慮したサイトの色彩設計からの配色の実際まで」のとおり、そういう視点での色彩計画が論理的に進められるようになる。クライアントに対しての配色の裏づけ説明にも役に立つ一冊。
色について知ってるようで知らなかった事項も多く、個人的には半永久保存版にしようと思っている。
本の中身はこちらで一部立ち読みできるのでご参考に。
http://book.mycom.co.jp/user/preview/4-8399-1838-4/index.shtml
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