web標準の最良の教科書だと思う。
Web標準の教科書―XHTMLとCSSでつくる“正しい”Webサイト
全ページ通して良かったのだが、一番感動したのが、第6章の「クロスブラウザレイアウト」。
ブラウザの実装や互換性の話から始まり、cssハック、段組レイアウトやその他の見本もバッチリ。ちょっと踏み込んだ説明になっているので、今後も絶対役に立つ。辞書としても手元にずっと置いておきたい本である。
xhtmlとcssで構築するサイトに手をつけ始めたばかりの人や、いまから始める人には、まさに「教科書」だな、と感じた。
偉そうに語っている私も第8章「メタデータ 効率的な情報収集を支えるwebテクノロジー」の章は知らない事がたくさんあった。もっと学習せねば・・・。
更にこの分厚さで2400円+税は安すぎる。お買い得度抜群。
ただし、初心者にはハードルが高く、読む気が起きない本だと思う。cssレイアウトができる人、正しいマークアップとは何か、分かっている方におすすめ。
また、全ページ通して図解やイラストなんかは、ほとんどない。
テキストとソースコードが99%なので、そういう本は嫌いだ、という方は買わない方が無難である。
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