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カワイイは造れる!!(Photoshop的に)

最近CMでよく目にする耳にする『カワイイはつくれる!!』っていうコピーが好きです。ほらほら、しずちゃんのあのCMですよ!(知らない方はココ→「カワイイをつくる.com」)

で、フォトショ使いのグリーンさんに聞いてみました。

(n ▼ω▼ ) <ねーねー、カワイイは造れる?
(n'∀')η <つ、作る?
(n ▼ω▼ ) <ううん、『造れる』?
(n'∀')η <?!

カワイイの造り方(Photoshop的に)

この人にフォトショでメイクしたら化粧品のCMの人々(例えばエビさんとか)みたいになるのかなーとか。そのままでも十分美人なのだけど、なるべくすっぴんっぽい人を探してたらこのお姉さんに辿り着いた。んじゃ教えて!GREENさん!

(n'∀')η <OK!んじゃ簡単な作業なんだけどパッと見は凝った感じに見える(かも知れない)加工方法を書いてみるお。

まずは、どう加工するか考える

今回サンプルの素材として使用させてもらったのはこの清楚でキレイな癒し系のお姉さん(素材辞典 Vol.141 女性-プライベートタイム編 FV018 より)。

キャプチャ・素材のお姉さん

「エビさんみたいなメイクにして!」という要望なので、まずはエビさんがどういうメイクなのかぐぐってみた。

どうやら目にインパクトがあるメイクが多いみたい(?)なので、この女性も目にインパクトがあるメイクにしてみたいと思う。

右頬~顎のライン・口の角度を修正

まず写真を見て気になるのが、女性の右頬~顎・口の右側。少し曲がっている気がするので、メイク加工の前にここから修正してみる。(写真のお姉さんごめんなさい)

今回のコンセプトは「簡単に加工」なので、簡単に直せる方法でやってみる。
まずは右頬~顎の修正。

キャプチャ・右頬~顎のライン・口の角度を修正
※クリックで別窓拡大表示

【写真左】
まずは左頬~顎を多角形選択ツールで選択。右クリック「選択範囲をコピーしたレイヤー」で、選択範囲のレイヤー「右頬」を作る。

【写真中】
「右頬レイヤー」を自由変形→水平方向に反転して、右頬に移動する。 さらに自由変形で角度を微調整して、顔のラインに合わせて配置。 肌の色の違いは、レイヤーマスクで肌の境界をぼかす等で元写真の肌と馴染ませる。

【写真右】
続いて右側の口の調整。右頬と同じように、角度を直したい唇を多角形選択ツールで選択。右クリック「選択範囲をコピーしたレイヤー」で、選択範囲のレイヤー「口角-右」を作る。 「口角-右レイヤー」を自由変形で角度調整。口角をほんの少し下げて中央に寄せてみた。 唇廻り・色の差は、レイヤーマスク→ブラシツールで消す。

キャプチャ・右頬・口を修正した後の写真

右頬・口を修正した後の写真。
あまり角度を変えすぎると不自然になるので、唇は微妙に修正しただけ。

肌の修正

キャプチャ・肌の修正
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新しいレイヤー「肌」を作って、肌全体を修正。シミや目立つ皺などを、コピースタンプツールで地道に消していく。今回はシミ・皺を消すだけで、ファンデーションを塗ったような加工はしない事にする。(実際やってみたのだけど、この女性は薄化粧の方が似合うらしいw)

白目・鼻筋の修正

キャプチャ・白目・鼻筋の修正
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【白目の修正(写真上)】
目が少し充血しているような感じがするので、目を強調するために白目を修正。新しいレイヤー「白目」を作って、左右共に白目部分をコピースタンプツールで綺麗に。あまり修正しすぎると、目が白すぎて怖いので注意。

【鼻筋を入れる(写真中)】
化粧品の広告写真でよくあるような、鼻筋くっきりのラインを入れる。 新しいレイヤー「鼻筋」を作り、少しピンクがかったベージュのブラシで鼻筋にラインを描く。 やや大きめのブラシにした方が、肌となじみやすいかも。

【鼻筋レイヤーの効果(写真下)】
このままだと不自然なラインなので、「リニアライト効果」で肌が少し光った感じを出してみる。 さらに、レイヤーマスク→ブラシツールで鼻筋ラインの上下をぼかして馴染ませる。

チークを入れてみる

ファンデーション(加工)を塗らない代わりに、チークを入れて化粧をした感じを強調してみる。

キャプチャ・チークを入れてみる
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【写真上】
新しいレイヤー「チーク」を作成。ピンクが強めのベージュを選択して、大き目のブラシツールで左右の頬骨辺りを塗る。後で修正するので、肌からはみ出ても気にしないw

【写真下】
「チークレイヤー」を乗算して、元の肌と馴染ませる。今回は不透明度を78%にしているが、もっと濃くすると化粧が濃い感じになるのでお好みで。

輪郭からはみ出た部分や塗りすぎた部分は、「チークレイヤー」にマスクをかけて処理。

※ブラシの色を濃い目のピンク系ブラウンにすると、もっとキツイ感じの化粧になります。今回は目の廻り以外の化粧は抑え目にしたいので、ナチュラルな感じのピンク系ベージュ色を選択しますた。

アイメイク(アイホール部分)

キャプチャ・アイメイク(アイホール部分)
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【写真上】
新しいレイヤー「アイホール」を作成。二重の部分~眉毛に向かって、肌より濃い目のベージュ/ブラウン系の色・少し大きめのブラシで塗る。目の下のほうにも少し入れたほうがいい感じかも。白目の部分は後で修正するので気にしないw

【写真中】
「アイホールレイヤー」を乗算。ここでは78%にしているが、もっと濃いメイクにしたい時には90%くらいでもいいかも。

【写真下】
「アイホールレイヤー」にマスクをかけて、白目の部分をブラシツールで処理する。 その他塗りすぎた部分があれば処理する。

アイメイク(アイシャドウの下地)

ただアイシャドウの色を置くだけだと芸が無いので、少し手間をかけた感じを演出。

キャプチャ・アイメイク(アイシャドウの下地)
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【写真上】
アイシャドウにキラキラ感を出したいので、パターン画像を作ってみた。ダイヤモンドの写真を切り抜いて、大きさを変えてひたすら敷き詰める。ギャル系雑誌でよくある、文字の塗りがダイヤモンドになっている・・・あの感じをイメージ。作った画像をパターン定義する。

【写真中】
ここからアイシャドウの下地を作成。新しいレイヤー「アイシャドウ下地」を作成。 二重の部分に少し太めのラインを描いて、レイヤースタイル→パターンオーバーレイで比率を50%に。

【写真下】
「アイシャドウ下地レイヤー」を焼き込みリニア 72%に。 二重部分以外の余計なところはレイヤーマスクで処理をする。

アイメイク(アイシャドウのキラキラ)

キャプチャ・アイメイク(アイシャドウのキラキラ)
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【写真上】
新しいレイヤー「アイシャドウ」を作成。少し太めのブラシで目の周りを塗る。「アイシャドウ下地」と同様に、「アイシャドウレイヤー」をレイヤースタイル→パターンオーバーレイで比率を50%にする。更にレイヤーをハードライト80%にして、キラキラした感じを表現。

【写真下】
「アイシャドウレイヤー」にマスクをかけて、余分な部分を消す。この時、ブラシを普通のブラシではなく、「はね」などで消去すると自然な感じになるかも。二重の部分だけではなく、目の下や目頭辺りにも少しキラキラを残しておく。

アイライン・まつげを描く

キャプチャ・アイライン・まつげを描く
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【写真上】
新しいレイヤー「アイライン-右」を作成。 細めのブラシツール(1px,3px)で目の周りを囲むように黒でラインを描く。 元の写真と馴染むように、レイヤーを乗算20%、ラインの不自然な部分をマスクで処理した。 ※左目も同じように、レイヤーを作成してアイラインを描く。

【写真中】
新しいレイヤー「下まつげ-右」を作成。 一番細いブラシで、アイラインから下に向かって短めにまつげを描く。

ブラシでラインを描くだけだと毛先が不自然なので、指先ツールで毛先を馴染ませてから「下まつげ-右レイヤー」にマスクをかけ、更にブラシツールで毛先を処理する。 ※左目も同様。

【写真左】
新しいレイヤー「上まつげ-右」を作成。 まつげとまつげの間を埋めるように、もう一度アイラインを描く。(3px,黒いブラシで描いた) さらに1pxの黒いブラシで、アイラインから眉毛に向かって上に持ち上げるようにまつげを描く。下まつげと同様にブラシツールだけでは毛先が不自然なので、指先ツールで毛先をぼかした後、マスクをかけて毛先を処理する。 ※左目も同様。

眉毛を描く

キャプチャ・眉毛を描く
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【写真上】
新しいレイヤー「アイブロウ」を作成。少し太めのブラシツールで、眉毛に沿って黒いラインを描く。後で処理するので、多少はみ出しても気にしないw

【写真下】
「アイブロウレイヤー」を乗算 不透明度45%に設定。ここでは髪の毛の色に合わせて45%にしたが、もっと髪の毛が黒い場合は濃くしても良いかも。

さらに「アイブロウレイヤー」にマスクをかけて、眉山から眉尻に向かって細くなるように処理する。同じく眉頭も少し薄くなるように処理。

唇の調整

キャプチャ・唇の調整
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【写真一番上】
新しいレイヤー「唇下地」を作成。
元写真の唇は少しピンク過ぎる気がするので、もう少し落ち着いた感じの赤系にしたい。オレンジに近いベージュを選択して、ブラシツールで唇の形に添って塗る。

【写真二段目】
「唇下地レイヤー」を乗算。
不透明度45%に設定。もっと色を濃くしたい場合は、不透明度を調整するか塗りの色を濃い目の赤系に変更する。

【写真三段目】
新しいレイヤー「グロス」を作成。
唇にグロスのような艶感を出したいので、艶を出したい所をブラシツール(白系の色)で塗る。

【写真四段目】
「グロスレイヤー」をソフトライト。
不透明度50%に設定。 塗り過ぎや余計な部分は、レイヤーマスクで処理する。

【写真五段目】
新しいレイヤー「唇修正」を作成。
元写真は上唇の山が無いので、スタンプツールで山を作ってみた。 その他、スタンプツールで唇の形を整えてみた。

出来上がり

キャプチャ・出来上がり

出来上がり。こんな感じになりました。
今回は、全体的に落ち着いた色味のメイクで、目にインパクトが出るようにしてみた。

Before / After

左が元写真。右が化粧後の写真。
好みの問題だけど、個人的には濃い化粧は好きではないので、元写真の人の方が好きかもw

キャプチャ・びふぉーあふたー

番外編

メイクしただけだと芸が無いので、髪型も変えてみた。首から下は適当処理なのでごめんなさい。元の写真(左)は、素材辞典 Vol.190 笑顔のプレゼント編 HW169。 左の写真の髪の毛と首から下だけ移植してみた。

キャプチャ・番外編

(n ▼ω▼ ) <こっちの髪型の方が『カワイイ』系でつね。上の方だと『キレイ』系。髪型ってフ・シ・ギ!(Red談)

最後に

キャプチャしてから気づいたんだけど、実際の化粧と順番が違うのでご容赦下さい><  意図的に順番が違う訳ではなく、ただキャプチャの順序を間違えただけですorz

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コメント (4)

いつも楽しく拝見しております。
ここまでの顔加工はなかなかやりませんが、睫毛用のブラシは数種類作ってあります。
一度作っておくと便利です。

>boyaさん
こんにちは。コメントありがとうございますヽ(´ー`)ノ
睫毛用ブラシ、あると便利ですね!今度作ってみます!

初めまして。
最初はフィルタとか色々使ってたんですけど、結局手書きでヌリヌリしてます。
早いし、狙い通りにできるので。
レタッチというより、お絵描きになっちゃってます。w

肌がのっぺりしないようにするのが一番難しいです。

>れくすさん
こんばんは。初めまして!
コメントありがとうございますヽ(´ー`)ノ
私は楽なのでスタンプツールを多様しちゃってますがw、れくすさんのように手描きで表現できる方は、手描きヌリヌリの方が狙い通りに処理できるのですね(^_^)

肌の質感や立体感を表現するのって難しいですよね。
仕事で女性の肌を修正する事が多いのですが、いつも質感や立体感を失わないようにするのにすごく気を使います(^^;




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