CssAnalysis & プロとしてシリーズ
立て続けにスタイルシートの本を2冊購入。
CSSプロフェッショナル・スタイル―世界の「最先端」事例に学ぶ Web Designing BOOKS
ご存知「web designing」の「Css Analysis」を単行本化した一冊。
内容は「Css Analysis」そのまま。単行本化したからといって特に追記があるわけでもなく、掲載ソースコードが増えているわけでもない。
内容は導入編、分析編、実践編と分かれているが、それも昨年の「web designing」のcssトラブルシューティングか何かの特集をそのまま抜粋したもの。「web designing」を講読している方で何か単行本に何らかの付加価値を求めている方は買う必要ないかもしれない。
私自身は「web designing」は講読しているし、毎月「Css Analysis」のコーナーもチェックしているのだが、正直一冊一冊見直すのが面倒なので、デスク脇にcssのヒント集みたいな感じで手元に置いておきたいと思い購入に至った。
内容のレベルは高い。
css初心者は購入しても意味不明に陥る事間違いなし。一通りcssを理解した中級者、上級者にとっては見てると楽しい一冊だと思う。
『世界の最先端事例に学ぶ』というフレーズどおり、なかなか面白い仕掛けが多いのたが、いい所ばかりを分析するのではなく、問題点なんかもさりげなく分析報告している点も私の評価高し。ソース自体はほんとに必要最小限の記載しかないのだが、サンプルのサイトを実際にブラウザで見て、その他のソース部分を自分で分析するのも楽しかった。
cssでデザイン・表現の自由度は確実に高まる。未だにテーブルレイアウトの方が柔軟に自由に表現ができると思っている方も多いが、これを見ればそうではないと感じるはずである。特にテーブル入れ子を乱用したソースとcssを利用した場合のシンプルで論理的なソースを見比べればcss導入のメリットが実感できるだろう。
『プロとしてシリーズ』のスタイルシート版が出ていたので即買い。こちらは上記と違って初心者向け。ソース部分もhtmlとcssに分けてしっかり該当部分を記載されているので比較的そのまま利用できるサンプルも多い。
簡単にcssを導入できる部分、テキストの表現についての記述も多く、今まであまりcssを使ったことはない方がcssを身近に感じるにはいいかもしれない。後半部分ではcssレイアウトについての章もあり。レイアウトのサンプル数は少ないが初めてcssレイアウトを実装する見本にするにはいい感じ。またxhtmlやJavaScriptについてのまとめもある。
余談だが、最近の『プロとしてシリーズ』表紙がどんどん派手になってきている気がする。
特に以前このブログでも紹介した『プロとして恥ずかしくないWEBレイアウトの大原則』
これ、アマゾンの表紙画像で見ると灰色と思う方も多いだろうが、実はシルバー。ピカピカしてます。書店でレジに持っていくのも少し照れた記憶も・・・。
今回の「スタイルシートの大原則」もアマゾンで見ると普通のオレンジに見えるが実際は光ってます。。。本棚に並べたとき一番目立つ本になる事、間違いなし!
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